シルク下着の効果・効能(抗菌・防臭編)
シルクの効果・効能の中で下着や靴下のセールスポイントとしてよく見かけるのが「抗菌・防臭」です。本当にこれらの効果があるのか?繊維業界に30年在籍の私が「抗菌・防臭」について 注意すべき点をお話したいと思います。
シルクの効果・効能の中で下着や靴下のセールスポイントとしてよく見かけるのが「抗菌・防臭」です。本当にこれらの効果があるのか?繊維業界に30年在籍の私が「抗菌・防臭」について 注意すべき点をお話したいと思います。
「お肌に良い」「抗菌防臭」「保湿性」「デトックス」「冷え取り」など世間でよく聞くシルクの効果・効能について注意点をお話します。「シルク下着を着れば〇〇が治ります」なんて表現には要注意!シルク下着に薬効はほぼありませんのでお気をつけください。
今回はシルク糸の分類の紬糸(チュウシ)についてお話いたします。これも厳密に言えば絹紡糸と同じ紡績糸なのですが、生糸としてはもちろん、絹紡糸としても使用できないシルクの屑を再利用している糸です。では、紬糸とはどのようなシルク糸なのかご説明していきたいと思います。
シルク下着の素材で一番良く見かけるシルク糸が絹紡糸です。実際、日本で販売されている下着の大部分はこの絹紡糸を使った生地で作られています。絹紡糸はシル糸である事には違いありませんが、では何が生糸と違うのか?を詳しくご説明していきたいと思います。