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サステナブルを下着で貢献するにはどうすればいいの?

サステナブルを下着で貢献するにはどうすればいいの?

あなたの小さな意識で「サステナブル」できます。

最近良く耳にする「サステナブル」という言葉。sustainable=持続可能なという意味ですが、衣料品業界でも特に素材面で多く聞かれるようになりました。

オーガニックコットンに代表されるように もっぱら地球環境に優しいというものが多いです。

しかし変に知識を詰め込んでサステナブル素材の下着を買わなくても あなたの意識の持ち様で十分「サステナブル」に貢献できます。

その持つべき意識って何?

何も難しいことじゃないしこれじゃなきゃダメというルールもありません。下記のことを実践するだけでも違います。

・自分でできることから始める。
・長持ちする下着を選ぶ。
・過度に意識して自分を犠牲にしない。
・できるだけ自然由来の天然繊維のものを選ぶ。
・ノンプラスチックを意識する。

では、以降 詳しくお話していくことにします。

自分で出来ることから始める。

サステナブルが世界のトレンドだと思えば大半の企業はビジネスチャンスと考えます。まずサステナブルありきである企業は少ないと思います。

部分的にサステナブルに貢献してても じゃ企業全体ではどうなの?出来てないんじゃない?と思うことが多く見受けられます。

なので商品(素材)を意識するより まず自分が何で貢献できるかを考えて 出来ることから始めるという意識を持ってください。

長持ちする下着を選ぶ。

まず、一番簡単なのは下着を長持ちさせることです。なぜなら捨てないことが一番のサステナブルですから。

長持ちする商品についてのアドバイスは安いものはなるべく避けるということです。

世の中の常識で安いものはそれなりの品質しかありません。当然「持ち」も良くありません。

過去に他店の1850円の日本製シルクショーツを買ったら洗濯2回目でヨレヨレになって使い物にならなくなったいうお客様が当店に来られました。

電話できちんと商品説明をして3300円のシルクショーツを買っていただいたのですが、後日何回も洗濯しても変形すらしないとのお褒めの言葉をいただきました。

洗濯2回でダメになって捨てるなら1850円より長持ちする3300円のショーツの方がサステナブルでコスパも良いのがおわかりいただけるかと思います。

たとえ素材がシルクでなくても合繊のレース下着でも長持ちするなら すぐに捨てなくて済むのでサステナブルと言えます。

ネットショップでは商品のお値段で判断されるのも一つです。高く売っている以上、品質は担保されているはずです。

特にシルクの品質は値段に正比例します。日本製でも安い商品にはくれぐれも注意してください。

シルクチュールのシルク下着はこちら

過度に意識して自分を犠牲にしない。

サステナブルを意識しすぎてお肌がチクチクしたり肌触りが硬い下着を買ったら元も子もありません。

下着は着心地が大事。我慢してストレスを貯めて自分を犠牲にしないことです。

硬くてジャリジャリのセリシン付きのシルク下着などはおすすめしません。


「今まで地球を汚してきたから」と責任感が強い方もいらっしゃるかもしれませんが ほどほどに肩の力を抜いて自分の体をいたわってください。

小さくても地球への優しさに貢献できる方法は他にもいっぱいあると思いますよ。

できるだけ自然由来の天然繊維のものを選ぶ

これは天然繊維は自然分解される為で、商品の行く末の話なので結果論にはなります。

天然繊維が多く入っているものを選べば合成繊維のものに比べてサステナブルなものだと言えます。  

ですが、オーガニックコットンだからといって全てがサステナブルとは限りません。

オーガニックコットンにアクリルやポリウレタン等がブレンドされているものはそれらが自然界で分解されず延々と残ってしまいます。

せっかくサステナブルと思って買ったのに裏切られた感が強くなりますので注意して素材の混率をみてくださいね。

ノンプラスチックを意識する。

私は衣料品でのサステナブルでいちばん大事なことはこれではないかと思っています。

シルクチュールのある奈良県の広陵町でもゴミの分別がありますが、我が家(3人)でも1週間で50Lのビニール袋がいっぱいになるほどプラスチックゴミが出ます。

まずこれらを減らさないとサステナブルも何もあったもんじゃないといつもプラスチックゴミを出す時に感じます。

それでも捨てなければいけない後ろめたさをいつも感じて情けなくなります。

シルクチュールではそういうプラスチックゴミを出さないようにお客様には外装ビニールは使わず、商品につける下げ札、クリップ、緩衝材に至るまで紙素材にしています。

一部メンズ商品はプラスチックボックスを使っていますが こちらも在庫がなくなり次第紙の素材に変える予定です。

「サステナブル」は本人の意識が一番重要。

商品を売る側は買う側にサステナブルの注意喚起をするなら 商品だけでなく 自らも行動していくことが重要です。

売りたいがために素材ばかりクローズアップしてもサステナブルはあまり意味がありません。

この記事を読まれて 私がアドバイスした事どれか一つでも実践していただければそれだけで0が1になるわけですから サステナブルな事に貢献したことにつながります。

誰かが言ってるからではなく、こうすれば貢献できるんだという知識を身につけ本当のサステナブルを実践するほうが全世界にとっても大変有意義なことだと思います。

決して、企業のビジネストークの「サステナブル」に振り回されないようにして、あなたなりのサステナブルを実践してくださいね。

あなたの些細な意識が世界の自然環境を持続させる一歩となるのですから。

もちろん私達も日々意識し実践していきます!

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

サステナブルな天然繊維のシルクやコットン下着もありますので是非一度シルクチュールにもお越しください!

シルクチュールホームページへ