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シルク100%だけじゃダメ!インナーは素材が大事

シルク100%だけじゃダメ!インナーは素材が大事

皆さん こんにちは。

他店商品で「シルク100%なのにすぐダメになった」。こんなお話をよく聞きます。

シルクの混率だけじゃなくシルクインナーは素材そのものの品質がとても大事です。

そこで皆様が良いシルク素材を見抜ける様にチェックポイントをまとめてみました。

シルクだけで判断せず
素材を見分ける

ネットショップでシルク下着を買う時に一番わかりづらいのが素材だと思います。

手に取って触れないし、商品説明か口コミに頼るしか判断基準がありません。

本来シルクは値段が高い程高級なのですが残念ながらそうじゃないものもあります。

「冷えとり」ブームに乗っかって粗悪なシルクを高値で販売している所もあります。

そういう粗悪商品に騙されない様にこれからお話することを参考にしてみて下さい。

ちょっとしたシルクのプロの気分で良いシルク下着を選べると思いますよ。

素材に使われている
「糸」をチェック

シルクの糸は良いものから順番に 生糸 → 絹紡糸 → 紬糸の順となります。

【生糸】
マユから採れたフィラメントと言う一本の長い繊維を使ったシルク本来の姿です。

最上級6Aから最低の1Aまで格付けされ5A以上が希少な高級シルクになります

絹の着物の様に光沢、色、適度な張りとなめらかな肌触りは生糸独特のものです。

【絹紡糸】
生糸にできない2級品のフィラメントの悪いところをカットした短い繊維です。

美しい光沢も無くきれいな色も出ない。風合いはクタ~っとして張りがありません。

再利用の為、不純物が混じりやすく汚れがあったり変な匂いがする時があります。

しかし絹紡糸でも糸の太さが240番手より細いものはまずまずのものと言えます。

ちなみに糸の番手は数字が大きいほど細いです。(例:細い240番手>太い160番手)

【紬糸】
絹紡糸と製造方法はほぼ同じですがシルクのくずを集めたものを原料としてます。

下着にすると硬かったり、変なニオイがしたりするのであまりオススメしません。

日本のシルク下着に使われているのは大半が絹紡糸です。

しかし、ほとんどの販売店がどんな糸を使った生地なのかを明記していません。

もし使っている素材が心配で知りたければお店にメールで問い合わせましょう。

この程度の事はシルクのお店なら知ってて当然なのできちんと説明があるはずです。

お茶を濁されたりきちんと説明がなければ注意したほうが良いかもしれません。

それと生糸の場合は5A、6Aなどの格付けのチェックもお忘れなく!

生地の「重さ」をチェック

いくら良い6Aの生糸を使った生地でもペラペラの生地では意味がありません。

生糸は糸が細くても丈夫なのでメチャクチャ薄い生地を作ることができます。

そこで生地の重さをチェックしましょう!大丈夫、難しくありませんよ。

生地の面積㎡(1平方メートル=1m✕1m四方)あたりの重さで表示されます。

例:135g/㎡ などと表記されます。

生地の種類にもよりますがスムースや天竺などは120g/㎡以上あれば大丈夫です

ただし、生地の重さは同じ種類の糸同士での比較をして下さい。

(例:5A生糸の130g/㎡と絹紡糸の140g/㎡では生糸の方が断然値段が高い)

「色」で騙されない

「生成り色のシルクはマユそのものを使っているので汚れがある場合があります。」
「綺麗な色のシルクは化学薬品を使っていますが生成りは化学薬品を使っていません。」

これ、はっきり言って消費者を馬鹿にしています。なぜかは今からご説明しますね。

まずマユから採れた糸はそのままでは固くて使えません。肌触りジャリジャリです。

次に汚れがある事自体2級品のシルクを使っている証拠。つまり粗悪品の可能性大。

次にどんなシルクでも必ず精錬をするので最低でも精錬剤という薬品をつかいます

汚れが目立つ絹紡糸などは白くするため生糸より精錬剤を使う時間が長くなります。

生糸の様なシルクならば汚れなどの不純物がないので精錬しただけで白く輝きます。

綺麗な色の染料は糸の構成物の数%しかなく人体への影響はほとんどありません

また現在使用されている染料は環境保護のため厳しく薬剤も規制されています。

染色後余分な染料は十分に洗い落とす為、染料が肌に及ぼす影響はありません。

染色は人体への影響がほとんど無く、色の有無は有害性の判断基準になり得ません。

「セリシン」には
こだわらなくて良い。

マユのシルクは表がセリシン内側がフィブロインと言うタンパク質で出来ています。

通常は精錬でセリシンを落とすのですが、わざとセリシンを残した生地があります。

しかし衣料品においてはこのセリシンを残すのは決してプラスではありません。

セリシンはとても硬いのでジャリジャリする。そしてきれいな色に染まらない。

この2点が糸にセリシンが残っている場合のデメリットです。

セリシンを落としたフィブロインにもシルクの素晴らしい効能は備わっています。

ですので下着でのデメリットが多いセリシンをわざわざ使う必要はありません。

きちんと精錬したフィブロインだけの生糸のシルク素材が一番お肌にも優しいです。

まとめ

シルク下着を素材で選ぶポイントのまとめ

  • 5Aランク以上の生糸を選ぶ。絹紡糸だと240番以上のものを選ぶ。
  • 生地の重さが一平米あたり120g以上のものを選ぶ
  • 「生成り色」に騙されない。綺麗な色ほど高級シルクの証。
  • セリシンにはこだわらずきちんと精錬された生糸のシルクを選ぶ。

こんな感じです。

特に「糸」と「重さ」は重要なポイント。不安であればお店に直接確認しましょう。

安易に選んで「安物買いの銭失い」ならないようにご注意ください。

今回も最後までお読みいただいてありがとうございました。

当店は5Aランク生糸で120g/㎡以上のシルクのみを使った下着を販売しています。

是非ご来店下さいませ!

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